体力に自信がない人も初めてトレーニングする人も簡単にできて、全身を使って楽しく痩せることができるトランポリンダイエット。
5分のトレーニングでジョギング1キロ分のカロリー消費が期待でき、短時間で効率よくダイエットができる方法として注目されています。
その魅力と効果については
で詳しく紹介しています。
今回は注目のトランポリンダイエットについて、「どうやってやったらいいの?」といった悩みに対して、基本的なやり方と主なトレーニングの方法をご紹介します。
トランポリンダイエットの基本的なやり方
まずはトレーニングに入る前に大切なこと。
どのトレーニングにも共通しますが、いきなりやらずに準備運動をして心と体の準備をしましょう。
けがのリスクを減らすため、特に使う膝、腰、足首、アキレス腱の準備運動はもちろん、上半身も軽く動かして準備をしましょう。
準備運動の例を下に挙げます。
- 膝の屈伸
- 伸脚
- 腰の回旋運動
- アキレス腱伸ばし
- 手首足首の回旋
- 腕回し
- 軽くジャンプ
どれも小学校の体育の授業の準備運動にあるような動きですので簡単にできます。
少し体を動かせば、呼吸も整い、体も温まって準備万端です。
それではまず、トランポリンの基本の跳び方から始めます。トランポリンに慣れるところから始めると良いでしょう。念のため、乗り降りには注意して行ってください。
- トランポリンの上で足を肩幅程度開く
- 垂直方向にジャンプする
- 同じところに着地するように跳び続ける
上半身は力を抜いて手は自然に降ろすと良いです。高く跳ばなくてよいので、同じところに着地することを意識して跳びましょう。これで5分なんてあっという間です。
効果的なアレンジメニュー
基本的な跳び方に慣れてきたら、いろいろな動きを追加してアレンジしてみましょう。
バリエーションが増えると飽きずに続けられますし、同時にいろいろな筋肉を動かすことができ、ダイエット効果が上がります。
① 手の動きを取り入れて
手の動きを追加することで、より全身を使ったトレーニングになり、カロリー消費が期待できます。
- ジャンプした時に上に手を伸ばす
- 頭の上で両手を合わせます(手をしっかり伸ばしてパチン)
- 10回タッチを2、3セット繰り返す
② その場で足踏み
バランスの取りにくいトランポリンの上で歩けば普通のウォーキングより筋肉を刺激できます。
両足を上げて軽く腰をひねりながら、足先だけでなく、足の付け根から動かす感じでやってみましょう。
- 腕を振りながらトランポリンの上で歩く
- 跳ねすぎないように注意しながらリズミカルに
- 2分間くらい続ける

③ 回転
ジャンプしながら体の向きを変えていきます。バランスをとらなくてはいけないので、体幹を鍛えることができます。
あまり高くジャンプせず、バランスを保ちながら行いましょう。
- トランポリンの上でジャンプする
- 少しずつ回っていき、8回で一周する
- 右回り1分間、左回り1分間行う
④ 片足跳び
トランポリンの上でけんけんをします。こちらもバランスをとらなくてはいけないので、体幹を鍛えることができます。また、片足で支えるので足の外側の筋肉を使います。
ジャンプするときに腕を回すことで肩まわりの筋肉をトレーニングすることができます。
- トランポリンの上で片足4回ずつジャンプする
- 両手を曲げて、ジャンプするときに腕を下から上へ引き上げるようにして肩甲骨から動かして回す
- 1分間くらい繰り返す

⑤ 手と足を開いて閉じる
手と足を同時に開いて閉じます。足の内腿の筋肉や二の腕の筋肉を使います。
- 足は左右に開いたり閉じたりを繰り返す
- 手は足を広げるときに両手を肩と水平になるまで上げ、閉じるときに足の両脇に下ろす
- 1分間くらい繰り返す
⑥ 腰をツイスト
トランポリンの基本の跳び方に腰のひねりを加えます。ウエストのシェイプアップに効果があります。
- 基本の跳び方で軽くジャンプする
- 跳びながら左90度、右90度交互に腰をひねる
- 腕も左右に振って腰をひねると効果的
- 2分間くらい繰り返す
⑦ランニング
トランポリンを踏みつける感じで跳んでいきます。
背中を丸めず姿勢を良くして太ももを上げると効果的です。
- トランポリンの上で ②その場足踏み(上で紹介)
- 少しずつスピードを上げて走る
- 腕をしっかり振り、リズミカルに行う
- 1分間続ける
さいごに
トランポリンダイエットの基本的な跳び方も効果的なアレンジメニューも、どれも簡単にできるものばかりです。
簡単で楽しく続けられるトランポリンダイエット。
短時間で大きなカロリー消費が期待できますので、取り組んでみてはいかがでしょうか。